飯田の読書

本当に、気温差が日によってもあり、一日を通しても差があり体調管理が難しい季節ですがいかがお過ごしでしょうか。こんにちは。院長の飯田です。

いきなりの質問ですが、皆さん、読書ってしてますか?
ある調査によりますと、現代の大学生の読書量、1ヵ月平均で一冊未満の方がほとんどらしいです。スマホ、インターネットで情報を手に入れるため、わざわざ紙媒体の本を読む機会が少なくなっているというのが実情でしょうが、なんか寂しい数字ですね。

今日は飯田がいままで読んでいまでも何か迷ったり悩んだ時に再度読んでる本を三冊紹介したいと思います。

①羽生善治「決断力」
羽生善治さんといえば、国民栄誉賞も受賞された永世7冠を持つトッププロ将棋棋士です。
どのような内容か、興味を持って読みましたところ、羽生さんと言えども、いままでスランプや流行の戦法に追いつけず悩まされていた時期もあったとのことです。
そんな時に、どのような心構えであったかというと「短期的なリスクを避けると長期的なリスクを負ってしまう」という記述がありました。
最初、読んだときは何を言いたいのか全く分からなかったのですが、何回か読み砕いていくと「見ず知らずの場面に遭遇することは、将棋の世界では多々ある。誰しも難しい場面を避けてリスクを避けたい。けれども、そのように難しい場面を避け続けてしまうと短期的にはリスクは減らせるが長期的に流行の戦法の知識から取り残されてしまうというリスクを負う。だとしたら、最初は上手く指せなかったとしても勇気をもって流行の戦法を指すことにしている。」とのことでした。深い。。。。

②桜井章一「努力しない生き方」
まず、桜井章一さんという方をご存じない方も多いと思います。桜井さんはプロの麻雀士。裏の世界でも活躍された方です。それだけ聞くと、なんだかアウトローな著書なのかなと私も思い、期待せず読みましたが興味深い本でした。まず、この本は麻雀についてのテクニックにつては一切記述はありません。というのも、桜井さん弟子に対しても麻雀の技術を教えることはほとんど無いようです。ただ教えることは「肩や手をリキませることなく打つこと」
弟子と旅に行く時には各駅停車の電車に乗るようで、弟子に対し「次の駅であのドアから入ってくる乗客のタイプを当ててみて」という訓練をさせるようです。つまり、乗っている時間帯、次の駅の特徴、階段やエスカレーターからの距離等の情報を考え、予測させる訓練だそうです。実は私も研修医時代、先輩医師から「夜中の12時に救急外来にきた20代の女性。主訴は眼痛。飯田何を考える?」といった訓練を受け大変勉強になったこと思い出されました。

③水野敬也 「夢をかなえるゾウ」
有名な書籍なので、お読みになった方も多いのではないでしょうか。普通のサラリーマンの主人公がある日突然、ガネーシャという不思議な神様が現われ、夢をかなえるコツを教え解く本です。最初は「靴磨きをする」「トイレ掃除をする」といったことから始まり、最後の方は「夢をかなえる最短の方法は、他人の幸せを心から応援する」といった哲学的な記述まであります。最終ページにはこの本の参考図書がずらりと並んでいて、製作するまでかなりの成功論を解いた本を参考にされた本であることもわかります。読みやすいので、どの世代の方にもお勧めです。

以上が私の指針となる三冊でした。皆さんにも指針となるような本があると思います。日々、忙しくもあり、情報収集はインターネットの「まとめサイト」で充分と思いがちですが、そんな時代だからこそ紙媒体の本を読む機会が貴重なのではないでしょうか。飯田