月別アーカイブ: 2014年11月

涙が出るのにドライアイ?

院長の飯田です。気温も寒くなって、乾燥してきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

本日は、ドライアイについてお話ししたいと思います。

ドライアイとは、『様々な要因による涙液および角膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴う』と定義された疾患です。

簡単に表現しますと、『涙の分泌量が少なくなったり、涙の成分が変化したことによっておこる眼の病気』と考えていただけたら良いかと思います。

症状は様々で、患者様によっては「眼がパサパサする」「ゴロゴロする」「疲れやすい」といった症状を訴える方もいらっしゃいます。

患者様の中には、「冷たい風に当たったりすると、よく涙が出る」と訴える方もいらっしゃいます。

では涙が出るのになぜドライアイという診断されるのでしょうか?

それは、涙の成分の質的変化が影響していることが多いのです。眼表面に涙が滞在しているには、眼から分泌される油層や粘液も影響します。

そのような成分が少なくなりますと、眼表面を保護する成分が少なくなり、冷たい風のような刺激が直接、眼に当たり涙が出るという機序が考えられます。

こういった症状にもし心当たりの方いらっしゃいましたら、ぜひいいだ眼科まで受診されてはいかがでしょうか。

最近はドライアイに対する点眼も新薬が出てきましたので症状改善の一役を担えると思います。ご検討を。

 

 

第68回日本臨床眼科学会

いいだ眼科 院長の飯田です。

このたび、11月13日から16日まで神戸にて開催された第68回日本臨床眼科学会に出席しましたので報告します。

とその前に、、、皆さん『学会』と聞くとどのようなイメージを想像しますか?

堅苦しいお偉い先生の講演ばかりと想像しがちですが、実際は会場にて色々なテーマの講演を聞くことができ、最新の機材が展示してあったりするいわば『眼科のテーマパーク』のようなものと考えていただいた方がより近いと思います。

今回、私の学会に出席するうえでの主旨として、「普段自分が行っている診療・治療において、より正確な的確に治療に役立てる講演を聞きに行く」ということを考えて出席しました。

私は、眼瞼(まぶたのできもの、まぶたが下がったといったこと)、白内障手術、そして涙道(涙が通る管)の講演を中心に聞きました。

細かい内容は難しいので、砕いて表現しますと

①現在、自分が行っている日々の診療の中で、もう少し悪性なものもあるかもしれないということも念頭に置いて診療しなければいけないという反省(ものもらいやまぶたのできものといっても悪性疾患であることもありうる)

②白内障手術の術前において、術中のトラブルを回避するべくもう少し詳しい診察が必要であったという猛省

といった日々反省の学会でした。学会で得た知識を日々の診療に活かしていきたいと思います。

 

 

 

 

アレルゲン検査のご紹介

はじめまして、こんにちは!いいだ眼科スタッフの高野と申します。
当院でもアレルゲン検査を導入しましたので、今回はアレルギーの原因物質と、当院のアレルゲン検査についてご紹介します。

近年アレルギーの患者数は増加していると言われています。
当院にも眼にアレルギーの症状が現れている患者さんが多くいらっしゃいます。
今回は、アレルギー性結膜炎という、アレルギーが引き起こす最も多い眼の病気についてお話します。

アレルギー性結膜炎となると、かゆみ、メヤニ、涙などが自覚症状として出てきます。
アレルギー性結膜炎は、大きく季節性と通年性の2種類に分けられます。

季節性のものは花粉が原因で、花粉の季節に発症します。
2月~4月ごろに飛散するスギ花粉が最も多く有名ですが、他にもアレルギーの原因となる花粉があります。
アレルギーに対する薬は、効果が出るまで3日~2週間ほどかかる場合があるので、原因となる花粉の飛散時期を把握することが大切です。

通年性のものはダニや埃、猫や犬の毛、カビなど色々な原因があります。
こちらは季節問わずアレルゲンが周りにある環境なので、対策が難しいのですが、こまめな掃除・洗濯などの対策が効果的な場合があります。

当院でもアレルゲンの検査が可能です。
検査項目はスギ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤ、ネコ、イヌ、ゴキブリ、ヤケヒョウダニの8種類です。
検査時間は20分~30分くらい、保険適応の検査です。

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アレルゲンの検査結果の例です。写真では、スギとヤケヒョウダニに陽性反応が出ています。

アレルゲンの検査だけでなく、もちろんアレルギーに対する点眼薬の処方もしています。
「毎年アレルギーに悩まされている」「この症状はアレルギーかも?」という方は、お気軽にご相談ください。