日別アーカイブ: 2017年11月8日

冬が近づき乾燥するシーズンへ・・・ドライアイについて

ハロウィンも終わると、もうクリスマス商戦へ。当院、一階はイトーヨーカドー食品館なのですが、すでにクリスマスケーキの予約受付。。。どころかおせち料理の受付も。もう年末ですね。こんにちは、飯田です。

冬が近づいて乾燥するシーズンとなりますと、ドライアイの方はつらいシーズンとなってしまうのではないでしょうか。今回はドライアイ対策について記載したいと思います。

ドライアイというと、眼が乾燥してショボショボする症状をイメージすると思いますが、「なんとなく眼が重い感じがする」「眼に不快感を感じる」といった症状も実はドライアイの症状であります。

では、治療方法はどのようなものがあるか・・・ですが
まずは、眼表面を保護するヒアルロン酸を含む点眼を当院では処方することが多いです。
乾燥すると眼が乾き眼の表面の組織(角膜といいます)が障害を起こしやすくなりますので、保護する点眼薬を処方します。

それでも、効果がないと判断した時には、安定した涙をつくりだす点眼を処方します。
実は、涙というものは単なる水分ではございません。水分に結膜(眼の表面の白目のところです)から分泌されるムチンという粘液と油層から構成されてます。
この、ムチンの分泌を促す点眼がいまのところ2種あります。いずれにしても効果的であることは立証されておりますが、結膜という組織に働きかけるので、ヒアルロン酸と違い、点眼の際、しみる、充血するといった症状を訴える方もいらっしゃるのも事実です。
ですので、ドライアイの点眼については、ただこれは効果的だから処方するというのではなく患者様の点眼に対する使い心地も考えながら処方しております・

そして、点眼だけではドライアイが治療が難しいという方には、涙点プラグといって涙が鼻涙管へ通り抜けるスピードを遅らせる治療もあります。
「プラグ」・・・と聞くと、なにか異物を入れられるというイメージがあると思いますが、現在ではコラーゲン(よく健康食品にも入っているものです)を涙点に注入し涙点をふさぐことも当院では行っております。

ちょっと話が脇道にそれますが、ドライアイの患者様は花粉症のシーズンにアレルギー性結膜炎にも罹患しやすいと東京女子医大高村悦子教授から発表されてます。
理由は、ドライアイになると眼の表面に花粉が付着しても涙液で洗い流される頻度が減り長時間、花粉が付着し炎症が起こりやすいという理論です。

いずれにしても、ドライアイを放置することは日常生活をお過ごしになるについてあまり良い結果を生み出さないようです。

気になる症状がありましたら、当院もしくは近隣の眼科受診をお勧めします。

これから、寒く乾燥するシーズンになりますが、みなさまがご健康であること切望し、今回のブログを締めさせていただきます。飯田