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所沢市小手指のいいだ眼科おすすめの目薬の点眼方法

目薬の正しい点眼方法は治療効果を発揮するだけでなく、副作用の予防にもなります。用法・用量を守ることが大切です。
点眼薬は、汚染されやすいため、手の雑菌から汚染されないためにも、まず手を石鹸でよく洗いましょう。

 

点眼液

下まぶたを軽く引き、1~2滴を点眼します(医師や薬剤師の指示に従ってください)。
このとき、容器が瞼や睫毛に触れないようにしましよう。
点眼後はしばらく瞼を閉じるか、目頭を軽くおさえましょう。
手術後の場合は、傷口に触れることもあるため、眼を閉じるだけにしましょう。
あふれた点眼液は清潔なガーゼやティッシュで拭きとりましょう。眼軟膏
鏡を見ながら、下まぶたを軽く引き、チューブの先がまぶたやまつげ、眼球に触れないように、チューブを少し押して下まぶたの裏に薬をつけます。
を閉じて、軟膏が溶けて全体に広がるまで少し待ちます。
眼の外にあふれた軟膏は清潔なガーゼやティッシュで拭きとりましょう。

 

■お子さまへの点眼方法
馬乗り型、プロレス型などありますが、まずお子さんの点眼に対する恐怖心を取り除いてあげ、点眼者のやりやすい方法でさせば良いでしょう。
点眼時に目をつぶってしまうお子さんの場合、目のまわりを拭いてから、目頭付近に点眼します。まばたきをさせると目薬が自然と目の中に入っていきます。寝ている間に点眼するのもおススメです。
お子さんが泣いている最中は、涙で目薬が流されてしまうので点眼を避けましょう。

また、点眼時にお子さんが動き、容器の先で目を傷つけないよう注意が必要です。

■ご注意いただきたいこと
懸濁型の点眼剤はよく振ってから、用時溶解型の点眼剤は溶解時に振って溶かしてから使用しましょう。
お薬が2種類以上ある場合は、後のお薬は5分程度あけて点眼するようにして下さい。
容器に記載されている使用期限は開封前の期限です。

開封後の使用期限は1ヶ月を目安に考え、濁り等が見られたら、1ヶ月以内でも使用を止め、治癒後は、使用期限内であっても残った薬剤は捨てるようにしましょう
また、お薬を他の人に貸すことは絶対にやめましょう。


今回のアドバイス
保存の際は、「冷暗所保存(冷凍室には入れない)」などの指示がある場合はそれに従い、特に注意がなくても直射日光を避け、なるべく涼しい所に保管するようにしましょう。
点眼後はしっかりふたをして、投薬袋などに入れて不潔にならないように注意してください。誤用を防ぎ、品質を保持するためにも、他の容器への入れ換えは避けて頂きます。
また、救急箱に保管する場合は、湿布薬などの芳香成分が吸着するおそれがありますので、注意しましょう。
点眼剤が目に合わない場合は、点眼後に眼がかゆくなったり、痛んだり、はれたり、赤くなったりすることがあります。
そのときは使用を中止し、医師にご相談ください 。